アランフエスの文化的景観(世界遺産登録年 2001年)
スペイン・マドリード州南部に位置するアランフエスは、離宮と庭園が多く残る都市です。
15世紀末、カトリック両王によって王室の土地とされ、王家の避暑地として整えられました。
16世紀にフェリペ2世の命により壮麗な離宮の建設が始まりました。
18世紀には歴代スペイン・ブルボン家の王たちがヴェルサイユ宮殿を模した宮殿に改修し、その後も改修と増築が繰りかえされ現在のような美しい離宮となりました。
離宮には部屋全体が陶磁器のタイルで覆われた「陶磁器の間」や、イスラム風の装飾が施された「アラブの間」など、美しい内装が残されています。
タホ川の水を用いた「島の庭園」やアジア風の小屋が残る「王子の庭園」、世界から集めた植物が栽培された農園など、「周囲の自然と調和のとれた景観」も評価されています。
🔴 アランフエスの文化的景観のYouTube動画
🟡 アランフエスの文化的景観のWikipediaと世界遺産関連サイト
🔵 旅程
- 日本(成田・羽田・関空など)からマドリード・バラハス国際空港へ直行便または乗継便(約14〜19時間)
- マドリード市内からレンフェ(スペイン国鉄)またはバスでアランフエス駅へ(約1時間)
- アランフエス駅から徒歩またはタクシーで王宮・庭園エリアへ(約15分)
アランフエス王宮の壮麗なファサードと、広大な庭園の緑に包まれながら、スペイン王室の栄華と自然美の調和を肌で感じました。
タホ川のせせらぎや、色とりどりの花壇、そして歴史を感じさせる石造りの噴水や彫刻が、まるで時を超えた物語の中にいるような気分にさせてくれます。
宮殿内部の「陶磁器の間」や「アラブの間」の異国情緒あふれる装飾にも圧倒され、ここがヨーロッパの庭園文化の発展に大きな影響を与えた場所であることを実感しました。
マドリードからの小旅行で訪れる価値は十分にあり、王宮と自然が織りなす絶景に心から感動しています。
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