アヴィニョンの歴史地区:教皇庁宮殿、司教の建造物群、アヴィニョンの橋(世界遺産登録年 1995年)
南フランスのアヴィニョンは、14世紀にローマ教皇庁が移されたことでヨーロッパの宗教・政治の中心となった歴史ある都市です。
世界遺産に登録されたこの地区には、壮大なゴシック建築の教皇庁宮殿や、司教の建造物群、そして有名な「アヴィニョン橋(サン・ベネゼ橋)」が含まれます。
教皇のバビロン捕囚と呼ばれる時代(1309〜1377年)、ローマからアヴィニョンに教皇が移り住み、約70年にわたりこの地がカトリック世界の中心となりました。
また、その後の教会大分裂(大シスマ)では複数の教皇が並立し、ヨーロッパ全体を揺るがす事態となります。
アヴィニョンの教皇庁宮殿は、こうした歴史の舞台となった建築であり、中世ヨーロッパの宗教・芸術・建築の粋が集約されています。
現在も中世の街並みや城壁が残り、訪れる人々を当時の時代へと誘います。
🔴 アヴィニョンの歴史地区のYouTube動画
🟡 アヴィニョンの歴史地区のWikipediaと世界遺産関連サイト
🔵 旅程
- 日本(東京・成田/羽田空港)からパリ(シャルル・ド・ゴール空港)へ直行便で約12時間
- パリからTGV(高速鉄道)でアヴィニョンTGV駅まで約3時間
- アヴィニョン市内へタクシーまたはバスで約15分
- 市内中心部から徒歩で教皇庁宮殿やアヴィニョン橋へアクセス
アヴィニョンの歴史地区に立つと、まるで中世の時代にタイムスリップしたかのような感覚に包まれました。
教皇庁宮殿の壮大な石造りの壁や、ローヌ川に浮かぶアヴィニョン橋の幻想的な姿は、写真や映像で見るよりもはるかに迫力があります。
宮殿の内部を歩きながら、かつてこの地がキリスト教世界の中心であり、多くの芸術家や建築家が集った文化の交差点だったことを実感しました。
歴史の重みと美しさが共存するこの場所は、ヨーロッパの歴史や建築に興味がある方はもちろん、旅好きな方にもぜひ訪れてほしい世界遺産です。
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