アワッシュ川下流域(世界遺産登録年 1980年)
エチオピア北東部、大地溝帯(だいちこうたい)の一角に位置するアワッシュ川下流域は、人類の起源を探る上で欠かせない世界遺産です。
1974年、この地で発見され「ルーシー」と名付けられた化石人類の骨格は、アウストラロピテクス・アファレンシスという約320万年以上前の人類の祖先(猿人)で、全身の約40%の骨格が奇跡的に保存されていました。
この発見は、人類進化の歴史を大きく塗り替え、「人類はアフリカで誕生した」という説を世界に広めるきっかけとなりました。
アワッシュ川下流域は、火山活動が盛んであるため、火山灰が多く積もることから数百万年にわたる地層が重なり、数多くの人類化石や動物の骨が保存されてきました。
発掘された化石は人類の進化を証明し重要な資料であるという点で評価されています。
私たちのルーツを感じることができる場所です。
🔴 アワッシュ川下流域のYouTube動画
🟡 アワッシュ川下流域のWikipediaと世界遺産関連サイト
🔵 旅程
- 日本(成田・羽田)からエチオピア・アジスアベバへ直行または経由便(約20時間)
- アジスアベバから国内線または車でディレダワへ(空路約1時間、車で約5〜6時間)
- ディレダワから車でアワッシュ川下流域へ(約2時間)
実際にアワッシュ川下流域の発掘現場に立つと、遠い過去の人類の息吹を肌で感じます。
乾いた大地と広がる大自然の中、ここで「ルーシー」が発見されたことを思うと、自分のルーツがこの地に繋がっているような不思議な感動が湧き上がりました。
博物館で見た化石や資料もとても興味深く、歴史好きにはたまらない体験です。壮大な自然とともに、人類の進化のドラマを実感できる場所でした。
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