石見銀山遺跡とその文化的景観
14世紀に発見された石見銀山は島根県大田(おおだ)市に位置し、16世紀から17世紀にかけて世界的な注目を集めました。
東アジアから伝わった効率よく銀を取り出す「灰吹法(はいふきほう)」の導入で、銀の生産量が飛躍的に増加し、最盛期には世界の銀生産量の約3分の1を占め、採掘から運搬、精錬、貿易まで一大産業を生み出しました。
安定的に大量の銀を産出するために「間歩(まぶ)」と呼ばれる手堀りの坑道をもつ鉱山のほか、集落や城、代官所、街道、港、寺社などの社会的基盤も整えられました。
また、銀の精錬の際の燃料となる薪炭材(しんたんざい)の供給源として周囲の森林も大切に管理され、閉山した今も自然と調和した文化的景観が残されています。
🟢 石見銀山とその文化的景観の基本情報
・正式和名:石見銀山遺跡とその文化的景観
・正式英名:Iwami Ginzan Silver Mine and its Cultural Landscape
・国:日本
・登録区分:文化遺産
・登録年:2007年
・登録基準:(ii) 鉱山開発と流通を通じて、東アジアとヨーロッパの交易・技術交流に影響を与えた (iii) 16〜17世紀の銀採掘・精錬・流通の文化的伝統を今に伝える (v) 自然環境と共生した鉱山・集落・街道・港の文化的景観をよく示している
🔴 石見銀山遺跡とその文化的景観のYouTube動画
🟡 石見銀山遺跡とその文化的景観のWikipediaと世界遺産関連サイト
🟠 覚えておきたい英単語10選
- 銀山(silver mine) 2. 鉱山(mine) 3. 精錬(refining) 4. 交易(trade) 5. 街道(highway) 6. 港(port) 7. 集落(settlement) 8. 文化的景観(cultural landscape) 9. 世界遺産(World Heritage) 10. 共生(coexistence)
🔵 旅程
- 羽田空港または関西空港から出雲縁結び空港へ移動
- 出雲空港からJR出雲市駅まで空港バス移動
- JR山陰本線 大田市駅まで電車移動(約1時間)
- 大田市駅から石見交通バスで「世界遺産センター」または「大森」下車(約35分)
- 世界遺産センターを拠点に現地散策開始
石見銀山に実際に訪れてみて、まず感じたのは「時が止まった」かのような歴史的な町並みの美しさです。
龍源寺間歩の坑道を歩いたときには、ノミで彫られた壁や肌寒い坑内の空気が、当時の鉱夫たちの命がけの労働を肌で感じさせてくれました。
町中では伝統的な家屋や寺社、精錬所跡などを見学でき、鉱山から生まれた独特の文化と壮大な産業遺産のスケールに圧倒されます。
また、植林された緑豊かな山々が産業と共存している姿には、人と自然の共生の知恵が色濃く残っていると強く感じました。
世界遺産としてだけでなく、日本の誇る歴史と自然の宝庫として、また何度でも訪れたい場所です。
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