いきがいカフェ交流会〜「生きづらさ」を「生きる喜び」に変える＜魂の三原色モデル＞（１）

こんにちは。

しあわせ鍼灸師の中川貴子です。

今回は、＜魂の三原色モデル＞をグルグル回して、「生きづらさ」を「生きる喜び」に変えていくオンライン交流の場、「いきがいカフェ交流会」について、ご紹介したいと思います。

いきがいカフェ協会では、毎月1・2・3週の火曜日に、「生きがい、尊厳、美徳でつながる交流会」を、zoomで開催しています。

テーマに沿った解説を聞き、参加者のみなさんと語り合うことで、理解が深まったり、新しい発見があり、視野が広がります。

ディグニティー交流会

第1週目は、尊厳(ディグニティ)について学び、参加者と交流しています。

ハーバード大学心理学教授のドナ・ヒックス著の「Dignity」を教科書にしています。

本書では、

尊厳(ディグニティ)とは、命あるものすべての価値とヴァルネラビリティ(心の脆さ、傷つきやすさ、弱さ)を認識し、それらを受け入れることによって開かれる内面的な平和の境地のことである

と記されています。

自信が持てなかったり、人間関係がうまくいかなかったり、生きづらさを感じている人は、多いのではないでしょうか？

生まれながらにして、全ての人に備わっている「尊厳」を学び、実践することで、生きづらさが解消され、幸福に生きることができます。

以下は、本の内容を抜粋しています。

「自分には生まれ持っての価値がある」と気づくこと。
気遣いや関心を示すことが「尊厳を持って人に接する」ことの本質。
人は自分が大事にされていないと感じるときに苦しむものです。
自分と相手がお互いに、見てもらえた、聞いてもらえた、理解してもらえた、仲間として認めてもらえた、そして信頼できる相手として接してもらえたとかんじられるようにするためには、関係構築の仕方を学ぶことが必要です。
尊敬は、自らの振る舞いと言動を通して獲得されるもの。尊厳は、どんな行いをしたかにかかわらず、生まれながらにして持っている権利。無条件のもの。
自分を好ましくない言動に走らせようとする内なる衝動をいかにコントロールし、自らの尊厳を守っていくのか。
自分、そして他者というかけがえのない存在に対して関心を向け、大切に思う気持ちを表現し、実践すること。それが、第1の、そして唯一の原則です。
Dignity/ディグニティ　ドナヒックス著　幻冬舎

交流会で、学んだことや感じたことを、日々の生活の中で実践していくことが大切です。そのためには、努力が必要ですが、一緒に学び、励まし合える仲間がいるので、心強いです。

ヴァルネラビリティ(.心の脆さ、傷つきやすさ、弱さ)を、私だけではなく、誰もが持っていると知ったとき、とても驚きました。私の何気ない言動が、他の人を傷つけてしまったことが、たくさんあったのではないかと思いました。

尊厳を学び実践することは、自分の心の中に平和を築き、自分と他者との間に平和を築いていくことができます。

パートナーとは、お互いに尊厳(ディグニティ)を差し出すことで、思いやりのある会話ができるようになり、穏やかな心で過ごす時間が多くなりました。