マドリードのエル・エスコリアル修道院と王立施設

スペインの首都マドリードの郊外にある修道院と王宮や神学校、王立図書館、施療院などを持つ複合施設です。
1557年、キリスト教の聖人である聖ラウレンティウス(ロレンソ)が殉教したとされる8月10日に、スペイン軍はフランスとの戦いに勝利しました。
フェリペ2世は、聖ラウレンティウスの加護と考え、鉄格子で火炙りにされて殉教した聖ラウレンティウスにちなんで、格子型の平面プランを持つ修道院を築きます。
フェリペ2世がギリシャ・ローマ建築の機能美を好んだことから、外観は装飾の少ない厳格な建築様式で、建築を担当したフアン・デ・エレーラの名前から「エレーラ様式」と呼ばれています。
内装は非常に豪華で、エル・グレコやベラスケスなどが描いたフレスコ画が飾られています。
教会の主祭壇の背後には、大理石や絵画、金箔、銅像を組み合わせた高さ30mの構造物(レタブロ)が飾られています。
また、王立図書館は約4万5,000冊の蔵書を誇り、丸天井には美しいフレスコ画が描かれています。
🔴 YouTube動画
・スペイン【世界遺産巡り】エル・エスコリアル / Monasterio de El Escorial
・【スペインの世界遺産】エル・エスコリアルの修道院は、王宮であり、霊廟であり、美術館であり、図書館であり、大聖堂でもある複合施設!スペインの歴史も覗けます!
🟡 Wikipedia・関連サイト
・エル・エスコリアル修道院 – Wikipedia
・コトバンク「エルエスコリアル修道院」
・世界遺産ライブラリ「マドリードのエル・エスコリアール修道院と王立施設」
・公式観光情報サイト spain.info「サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル」
🟠 覚えておきたい英単語10選
1. 霊廟(Pantheon) 2. 修道院(Monastery) 3. 王立図書館(Royal Library) 4. 王宮(Royal Palace) 5. フレスコ画(Fresco) 6. タペストリー(Tapestry) 7. 礼拝堂(Basilica / Chapel) 8. 祭壇(Altar) 9. 王室霊廟(Royal Pantheon) 10. 格子平面(Grill-plan / Grid-plan)
🔵 旅程
- 日本(例:東京または大阪)から飛行機でスペイン・マドリードの空港へ。
- マドリードの中心地または空港近くで宿泊。
- 翌日、マドリード市内のターミナル駅(例:アトーチャ駅)またはモンクロア駅から近郊列車またはバスで約1時間、エル・エスコリアル駅またはバスターミナルへ。
- 駅/バス停から徒歩(またはバス)で「エル・エスコリアル修道院」へ移動、見学。
石造りの荘厳な建物に一歩足を踏み入れた瞬間、その静けさと重厚さに圧倒されました。
広大な敷地に教会、宮殿、図書館、霊廟が整然と配置され、過去の栄華と歴史の深さを肌で感じます。図書館の天井に描かれたフレスコ画、王室の墓所の大理石の冷たさ、美術館に展示された宗教画――どれもが時間を超えて私を別世界に連れて行ってくれました。
外に出てみると、周囲の山並みと松林が広がり、スペインという国の多面性にも触れた気がします。まさに「ただの観光地」ではなく、「歴史と芸術と精神を体感する場所」でした。
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